ハムペンの遊び場

花火で絵を描こう!(花火アートの作り方)

打ち上げ花火も手持ち花火も見るだけで綺麗だけど、せっかくなら楽しく遊ぼう!と思い、手持ち花火で絵を描くという「花火アート」に挑戦しました。 こちらのページでも写真を紹介してますが、これらの簡単な作り方をイラストを使って解説します。

花火アートの写真ページはこちら

■ カメラの特性を知る:シャッタースピード

まず、花火アートの記録を残すために、カメラが必要! でも、夜にカメラのシャッターを普通切ると1秒くらいだし、花火モードを使ってもせいぜい2~2.5秒程度。 それでは花火アートを写真に収めることはできない。

一眼レフで「マニュアル(もしくはシャッタースピード優先)モード」にすると、「BULB(バルブ)」という機能がある。 通常はシャッタースピードを1/2000秒や2秒などにして撮影するが、BULBはシャッターボタンを押している間、ずっとシャッターが開きっぱなしの状態になる。 これにより10秒でも20秒でも、アートを作っている時間だけシャッターを開きっぱなしにすることができる。
※ただし、手でシャッターボタンを押し続けているとブレてしまうこともあるので、できればリモコンを使ったほうがよい。

■ 簡単な花火アート(一筆描き)

これで一筆描きの絵(上の写真の「ハート」「クローバー」「Swallows」 など)は簡単に作れる。

■ 光を途切れさせる

「ニコちゃんマーク」のような花火アートは一筆描きではないため、少し複雑な作り方となる。

花火アートの線

上のイラストのように、花火を持って①から②に移動する間、シャッターを開いておけば線が出来上がる。

花火アートの線

上のイラストのように、①から②に移動する間、③から④の間でカメラに入ってくる花火の光を遮断できれば、下の2本の線を作ることができる。
花火の光を遮断するものは、レンズより大きくて黒っぽければ何でも良いが、ハム蔵は黒い画用紙を使用している。

③から④の間を通るタイミングで、画用紙をレンズの前に出すことで光を遮断できる。 これを応用して、下のイラストのような複雑なアートを作る。

ニコちゃんマーク
■ 複雑な花火アート:準備
複雑な花火アートを作る準備
  • 制作者:2人 (絵を描く人とカメラの操作をする人)
  • 手持ち花火
  • 火&ろうそく
  • バケツ
  • 黒い画用紙 (カメラのレンズよりも大きい物)
  • カメラ (バルブ撮影ができる機種)
  • 三脚
  • カメラ用リモコン (必須ではないが、あったほうが便利)

上のイラストのように2人1組になり、1人は花火、もう1人はカメラでシャッターを切ったり、画用紙で光を遮断する係りとなる。

■ 複雑な花火アート:構図を決める
複雑な花火アートの構図を決める

上のイラストのように構図を設定して、花火を描く人がどの範囲で動けるのかを打ち合わせる。直線・曲線を描いたり、画用紙でレンズへの光を遮断する動作を交互に繰り返すため、2人の呼吸をピッタリあわせることが重要になる。

■ 複雑な花火アート:制作手順
ニコちゃんマーク

次の手順で「ニコちゃんマーク」を作ってみよう!
花火が燃えている時間には限りがあるため、1~16の動作を素早く行うことを推奨します。
ちなみに、シャッタースピード以外のカメラ設定は、色温度:6000~7000K、絞り:f/10~14、ISO:100~150 で撮影しています。

※絵を描く人を「アート係」、シャッターを切ったり画用紙で光を遮断する人を「カメラ係」とする。

  1. 「アート係」は花火に火をつけ、配置につく (①のポジション)。
  2. 「カメラ係」はシャッターを切り、バルブ撮影開始。
  3. 「アート係」は①から②へ線を描く。
  4. 「カメラ係」は画用紙をレンズの前に出し、光を遮断する。 ※画用紙がレンズに当らないように注意する。
  5. 「アート係」は②から③へ移動。
  6. 「カメラ係」は画用紙をはずす。
  7. 「アート係」は③から④へ線を描く。
  8. 「カメラ係」は画用紙をレンズの前に出し、光を遮断する。
  9. 「アート係」は④から⑤へ移動。
  10. 「カメラ係」は画用紙をはずす。
  11. 「アート係」は⑤から⑥へ曲線を描く。
  12. 「カメラ係」は画用紙をレンズの前に出し、光を遮断する。
  13. 「アート係」は⑥から⑦へ移動。
  14. 「カメラ係」は画用紙をはずす。
  15. 「アート係」は⑦から⑧へ大きな円を描く。
  16. 「カメラ係」はバルブ撮影を終了させる。

※もちろん空気中に実際の絵をかけないので、各パーツをバランスよく配置することが必要。 特に「ニコちゃんマーク」は目や口が綺麗に納まるように、最後の円を大きく描かなければならない

※花火が禁止された場所ではおこなわないようにし、ルールを守って楽しく遊びましょう。
※ゴミは必ず持ち帰りましょう。

※写真の著作権はすべてハムペンが保有しており、コピー&転載などしないようお願い致します。