公開年 | 2009年 |
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製作国 | 日本 |
上映時間 | 119分 |
監督 | 森淳一 |
俳優 | 加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香 |
ジャンル | ドラマ |
あらすじ | 仙台の大学院で遺伝子研究をする泉水と春は2つ違いの兄弟。 あるとき、春が街に書かれたグラフィックアートを消す仕事をしていると、その近くで必ず連続放火事件が発生する。 春はグラフィックアートの中に犯人からのメッセージが隠されていると気づき、2人で犯人を捕まえようとする。 |
寡黙だけど一家の大黒柱としてしっかり2人の子を育てたお父さん。 自分の病気のことはサラッと軽く言ったり、2人に関する重要なことはしっかりと話す。 家族想いの最強のお父さんだね。
徐々に春の出生時の謎が明らかになるにつれて2人は行動を起こすけど、果たしてそれでいいのか? お父さんならどうしたかな? 最初と最後に春がジャンプするけど、重さの中にふわっとした軽さのあるそんな作品だった。
春にパパが過去をカミングアウトして言うセリフがいい。泉水の人柄がまたいい。本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだって、そうなのかもしれない。でも相当心が強くないと出来ないことだ。しんどい時ほど笑っていようって、それが出来ればいいんだけど。こんなパパがいたらどんなに心強いか。犯罪が正当化されそうな感じもあるので、そこはどうなんだろう。だけど家族の絆は深い。
それと俳優陣の演技がすばらしい。特に加瀬亮。ドラマSPECのイメージで見てたけど、全く違う人物に化けて驚かされた。春が二階から降ってきた。。。終わり方もキレイだった。