燕&象 まったり野球観戦記

東京ヤクルトスワローズ / Tokyo Yakult Swallows

東京ヤクルトスワローズ / Tokyo Yakult Swallows

ヤクルトスワローズは国鉄・サンケイ時代を含めると60年以上の歴史を持つチーム。 古田捕手が選手兼監督になった2006年には地元密着を目指し「東京」の名を冠するようになる。 東京都民の皆さん、スワローズを応燕(おうえん)しよう!

黄金期のスワローズ

ヤクルトファンになったのは1991年からであるため、それ以前のことはあまり詳しくない。 90年代は野村監督の下、黄金期を迎えており、古田、池山、飯田、宮本、土橋、石井一、高津らの活躍で、4度のリーグ優勝、3度の日本一に輝く。

また、野村監督時代には、他球団を解雇された選手(田畑、小早川、辻、吉井など)が活躍し、優勝に貢献することが多かったため、「野村再生工場」と言われていた。

外国人助っ人大当たり!

ヤクルトは助っ人外国人の補強(他球団からの移籍選手を含む)が上手なことでも有名。 ハウエル、ブロス、オマリー、ホージー、ペタジーニ、ラミレス、ホッジス、グライシンガー、ガイエルなどタイトルを獲得、またはタイトル争いに絡む活躍をする選手が多い。 今年もバレンティンの獲得が当たり、見事ホームラン王を突っ走っている!(2011年6月現在)

近年のスワローズ

2010年は成績不振により高田監督が休養することになったが、小川ヘッドコーチが監督代行に就任すると驚異の快進撃を見せて、19もあった借金を完済! 最後の最後までクライマックスシリーズ出場圏内である激しい3位争いを演じた。 惜しくもクライマックス進出はならなかったものの、最終的には72勝68敗4分(高田監督:13勝32敗1分、小川監督代行:59勝36敗3分)とシーズン勝ち越しを決め、見事にチームを再建した。 このときにTwitterを中心にファンの間で誕生した言葉が「メイクミルミル」である。

2000年以降は若松監督が率いた2001年を最後に日本一から遠ざかっているが、石川、館山、由規ら投手陣の整備、青木、田中ら野手陣の成長、相川らをFA補強したことにより、2001年以来の日本一を狙えそうな実力を備えている。

設立 1950年 所属 セントラルリーグ
本拠地 明治神宮球場 (東京都新宿区) マスコット つば九郎、つばみ、燕太郎
監督 小川 淳二 (2011年~) ※2010年は監督代行 中心選手 #1 青木 / #2 相川 / #4 バレンティン / #6 宮本 / #7 田中 / #9 飯原 / #11 由規 / #12 林 / #15 村中 / #19 石川 / #21 松岡 / #25 館山 / #33 畠山 / #53 ホワイトセル
優勝
※赤色太字は日本一
1978 / 1992 / 1993 / 1995 / 1997 / 2001 ファン歴 21年 (1991年~)
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オークランド・アスレチックス / Oakland Athletics オークランド・アスレチックス / Oakland Athletics

2010年に少しだけ岩村(元スワローズ)が在籍し、2011年に松井秀喜がエンジェルスから移籍し、楽天・岩隈のポスティング移籍失敗で話題になったおかげで徐々に日本での知名度がUPしてきたオークランド・アスレチックス。

アメリカ西海岸、カリフォルニア州のオークランドに本拠地を構えており、サンフランシスコ湾の対岸にはサンフランシスコ・ジャイアンツがいる。 アスレチックスは「A's(エーズ)」の愛称で親しまれ、2011年秋公開予定の映画「マネーボール」(ブラッド・ピット主演)でも取り上げられている「データ野球」を重視した球団である。

A'sは過去に9度ワールドシリーズを制しており、日本のメディアには「古豪」と呼ばれることが多い。 2001~2005年は投手ビッグ3(T・ハドソン、M・マルダー、B・ジト)主砲のE・チャベス、M・テハダ、ジェイソン・ジアンビらの力でア・リーグ西地区の優勝候補だったが、相次ぐ主力の放出で近年は低迷している。 しかし投手陣は徐々に整備されていて防御率はリーグトップクラス、2011年は久しぶりの優勝を狙える戦力が整ってきたと言える。

設立 1901年 所属 アメリカンリーグ西地区
本拠地 オークランドコロシアム (カリフォルニア州オークランド) マスコット ストンパー
監督 ボブ・ゲレン (2007年~2011年途中解任)
ボブ・メルビン監督代行 (2011年~)
中心選手 #4 C・クリスプ / #5 K・クズマーノフ / #8 K・スズキ / #10 D・バートン / #14 M・エリス / #16 J・ウィリンガム / #40 A・ベイリー / #47 G・ゴンザレス / #53 T・ケーヒル / #55 松井秀喜
優勝
※赤色太字は世界一
1902 / 1905 / 1910 / 1911 / 1913 / 1914 / 1929 / 1930 / 1931 / 1972 / 1973 / 1974 / 1988 / 1989 / 1990 ファン歴 10年 (2002年~)
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