HamPen Worldの管理人が2001~2006年の5年間のサンフランシスコ生活を通して訪れた都市や地域をご紹介します。 ガイドブックには載っていない情報も発信したいと思っています。
※情報が古く、現在の状況と異なる部分がございましたら、お知らせ頂けますと幸甚です。
サンフランシスコはアメリカ西海岸のカリフォルニア州の中部にあります。 サンフランシスコはLAなどに比べると小さな街ですが、150年程前からゴールドラッシュで栄え、この辺り一体は『サンフランシスコ・ベイエリア』と呼ばれています。 また、アジア系の人口が非常に多く、日本人もとても住みやすい地域です。
アメリカでもとても有名な観光地なので、サンフランシスコに泊まる旅行者も多く、映画の舞台になることも少なくない。 「ザ・ロック」、「幸せのちから」、「ミセス・ダウト」、「スウィート・ノーベンバー」、「セレンディピティ」、「氷の微笑」、「ダーティ・ハリー」シリーズ、「48時間」、「めまい」、「ゲーム」など例を挙げるとキリがない。 それだけサンフランシスコという街は見所が多く、魅力的であるってことです。
右の地図を見たら分かるとおり、サンフランシスコ湾の形状は複雑で、この辺り一帯が「ベイエリア」と呼ばれる地域です。 大きさにして、サンフランシスコを中心に、サンノゼやサンタローザまでは半径50~60マイル(80~120キロ)程度です。
また、サンフランシスコ空港はサンフランシスコ市内にはありません。 理由は市内は霧が深くて飛行機の発着陸が困難であり、市内には坂が多くて十分な土地もない。 そのため10キロ程度南に行ったところにあるサウス・サンフランシスコにサンフランシスコ空港はあり、タクシーやBARTと呼ばれる電車などで市内に移動します。
サンフランシスコ名物と言えば、「坂」。 特にダウンタウンは地図上では近く見えても坂を歩くのが大変で、目的地に到着するまで時間と体力が必要、といったこともあります。
東の山岳地帯からの暖かい空気と太平洋からの冷たい空気がサンフランシスコ特有の地形(坂)で混ざり、霧がよく発生します。 夏場に非常に多く見られ、100メートル先が見えないこともあるので、車の運転などには注意が必要です。 霧のかかったゴールデンゲートブリッジは上空から見ると幻想的だけど、下から見ると橋の足しか見えないというのが難点。 そして夏でも霧が濃い日は寒い。
夏でも気温は15℃~30℃と気温が大きく変化するため、上着は必ず携帯したほうが楽しく観光できます。
自分の親がサンフランシスコに遊びに来た時に連れて行ったベイエリア観光プランです。 買い物はほとんどしないということと、車を持っている(&運転できる)ことを前提としているので、あくまで旅行の際の「参考」程度にして頂ければと思います。
一 日 目 |
サンフランシスコ空港 (サウスサンフランシスコ) |
午前10時ごろサンフランシスコ空港でピックアップし、デイリーシティの自宅で荷物を下ろす。 この日は大学の留学生の卒業セレモニーだったため、観光は午前中のみ。 短時間で見て回れるプレシディオとをドライブし、パレス・オブ・ファインアーツとフォート・ポイントに寄り道。 あと、某ハリウッド俳優R.W.氏の豪邸の前でも記念撮影。 夜は大学の友人とホームパーティーをしたため、次の日からの観光ラッシュに備えて大人しく就寝。 |
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自宅 | ||
プレシディオ | ||
パレス・オブ・ファインアーツ | ||
フォート・ポイント | ||
自宅 | ||
二 日 目 |
二日目からが観光本番。 車でUS-101を30分ほど南下し、まずはスタンフォード大学の見学。 ここは大学とは思えないほどキャンパスが綺麗なのでしばし散歩してから、さらに南へ。 Hwy85からHwy17を通り1時間ほどでサンタクルーズへ。 ここでは簡単に街並みを車窓観光。 さらっと見た後にHwy1を1時間強かけて南下し、モントレーへ到着。 ここはとても綺麗な町なのでまずは海岸を散歩。 その後、フィッシャーマンズ・ワーフなどをぶらりと歩き、その後海岸をドライブし、隣町のカーメルへ。 ここではアウトレットよりも安いCoachに立ち寄るなど、ショッピングを楽しむ。 最後にミッション・バシリカに寄ってから帰宅。 |
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スタンフォード | ||
サンタクルーズ | ||
モントレー | ||
カーメル | ||
自宅 | ||
三 日 目 |
三日目は北側のサンフランシスコを制覇すべく、市内北西にあるプレシディオを再度ドライブ。 まずはリージョン・オブ・オーナー美術館を見学。 この美術館は建物も綺麗で、新婚カップルさんのWドレス記念撮影に遭遇。 その後は車を東に走らせ、ロンバート・ストリートとコイトタワーを見学し、ワシントンスクエアやアラモスクエアを経由して帰宅。 これでダウンタウンとフィッシャーマンズ・ワーフ以外の市内北部は制覇。 |
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リージョン・オブ・オーナー美術館 | ||
ロンバート・ストリート | ||
コイトタワー | ||
ワシントンスクエア | ||
アラモスクエア | ||
自宅 | ||
四 日 目 |
四日目はいよいよサンフランシスコ名物のゴールデンゲートブリッジへ。 橋の前で記念撮影をしてゆっくり橋を渡る。 サウサリートへは寄らずに1時間以上北上してソノマ・バレーへ。 ここではワイナリーへは行かずに歴史地区の観光。 市庁やミッション・サンフランシスコなど。 次に30分ほど車を走らせてナパ・バレーへ。 セント・ヘレナ・ハイウェイを中心に多くのワイナリーがあるため、いくつかに泊まって見学&テイスティング。 ここは雰囲気のいいワイナリーがたくさんあるから、買い物しなくても観光に来る価値はある。 日本へのお土産を購入して東回りで帰宅することに。 ベイブリッジを通り、トレジャーアイランドからサンフランシスコの夜景を見るという贅沢観光コースな一日だった。 |
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ゴールデンゲートブリッジ (サンフランシスコ側) |
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ソノマ | ||
ナパ | ||
アウトレット(ナパ) | ||
トレジャーアイランド(ベイブリッジ) | ||
自宅 | ||
五 日 目 |
ベイエリアから片道3時間半かかるが、超絶景なヨセミテ国立公園観光。 ぶらりとドライブしたり、立ち止まって記念撮影したり、景色を眺めながらピクニックしたり。 一番の絶景はグレイシャーポイントかな? 滝だとブライダルヴェール・フォールがオススメ。 日本では味わえない大自然を堪能できる。 |
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ヨセミテ国立公園 | ||
自宅 | ||
六 日 目 |
この日はマリンカウンティを楽しむ日に決定。 まずは陽気に誘われるがままにゴールデンゲートブリッジを超えてサウサリートへ。 海辺の町を散歩してからサンタローザのスヌーピー博物館(正式名称:チャールズ・シュルツ博物館)へと移動。 ここには異なるペイントを施された何体ものチャーリー・ブラウンがいた。 次に車を西に走らせてポイント・レイズへ。 ここにはフリーウェイ上に町がポツポツとあり、マーシャルという町にある「Tony's Seafood Restaurant」にいきました。 ここはベイエリアで一番のオススメレストランで、牡蠣が美味。 BBQもよし、生牡蠣もよし、カラマリフライもよし! 注意深く運転しないと見落としてしまうのと、金~日しかオープンしていないので、初めて行く人は注意が必要。 |
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サウサリート | ||
サンタローザ | ||
ポイントレイズ | ||
ゴールデンゲートブリッジの夜景 (サウサリート側) |
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自宅 | ||
七 日 目 |
七日目からはサンフランシスコ観光の仕上げとしてダウンタウンへ。 まずはシビックセンター(市庁)を車窓観光し、「ヒッピーの町」ヘイト・アシュベリーを歩く。 さらにSFMOMAという近代美術館を見学してからユニオンスクエアへ突入。 ユニオンスクエアでじっくり買い物をすると丸一日かかってしまうため、本当に寄りたい店限定で買い物をし、チャイナタウンを散策。 翌日もかなり歩くので、夕方には切り上げて最後の観光の備えて早めに就寝・・・ |
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サンフランシスコ市庁 | ||
ヘイト&アシュベリー | ||
SFMOMA(美術館) | ||
ユニオンスクエア | ||
チャイナタウン | ||
自宅 | ||
八 日 目 |
いよいよ最後のメインイベント、ケーブルカーの登場。 まずはダウンタウンへ行きPowellでケーブルカーに乗る。 ハム蔵は先回りして「曲がりくねった坂(Crookdest St)」ロンバートに移動し、そこでケーブルカーを待って写真撮影。 ケーブルカーはフィッシャーマンズワーフへと到着し、そこからフィッシャーマンズワーフを観光。 キャナリーやギラデリスクエアを歩き、日本へのお土産を大量に購入! 最後にグレース大聖堂に立ち寄って観光終了! 盛りだくさんの八日間だったはず。 |
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ユニオンスクエア | ||
ケーブルカー | ||
フィッシャーマンズワーフ | ||
グレース大聖堂 | ||
自宅 | ||
九 日 目 |
最終日はもちろん時間もないので観光はせず、午前中にサンフランシスコ空港でドロップオフして任務完了。 | |
サンフランシスコ空港 (サウスサンフランシスコ) |
このような感じでベイエリアの主な観光地は網羅しました。 もう少し時間があるならギルロイやミルピタスのアウトレットまたはユニオンスクエアでショッピングをしたり、サンフランシスコやオークランドで野球・フットボールなどの観戦ができたと思います。
霧が発生すると、ツインピークス、ゴールデンゲートブリッジ、トレジャーアイランドなどからの眺めがかなり悪くなるため、○日目に○○をするというより、いくつか1日の観光プランを用意しておいて、天候を見ながらどのプランで観光するか決めるとベイエリアを満喫できるはずです。