原題 | Inception |
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公開年 | 2010年 |
製作国 | アメリカ・イギリス |
上映時間 | 148分 |
監督 | クリストファー・ノーラン |
俳優 | レオナルド・ディカプリオ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、渡辺謙、マイケル・ケイン |
ジャンル | ドラマ、スリラー |
あらすじ | 他人の夢の中に潜入してアイデアを盗む企業スパイであるドムは、サイトウという男から仕事の依頼を受ける。 仕事を完了すればサイトウの権力を使ってコブのアメリカでの犯罪記録を消すという取引に応じるために、コブは各分野の能力に秀でた仲間を集めて、サイトウが狙っている男の夢の中、奥深くへと潜入する。 |
「夢の中に入るストーリーで、ディカプリオと渡辺謙が共演」それだけしか知らずに見に行ったけど、一瞬たりとも目が離せなかった。
劇場の入り口を通ると、そこにあるのはスクリーンではなく、クリストファー・ノーランの頭の中で作り出された世界に連れ込まれたような感じ。
夢の中の、さらにその夢の中へ何階層も深く潜ることや、夢の中の時間の概念が丁寧に作られており、実際に「夢の中でこういうことある」と思わせられる。
例えば、夢の中で夢を見ているような感覚がたまにあるし、ほんの1時間しか夢を見ていなくても、数時間分に相当する夢を見ていたなんてことも・・・
渡辺謙の英語もかなりパワーアップ! 「ラストサムライ」では、ぎこちなさや無理にきれいな英語を話そうとしている感じがあったけど、今回はかなり自然な英語に聞こえた。
一般的に、カラーの夢を見る人と白黒の夢を見る人がいるって聞いたことあるけど、本作の中でも「サイトウの夢の中は白黒の世界」にしても面白かったかなって思う。
ラストのシーンは現実か夢か観客任せにしてるけど、ハム蔵は現実の世界だと思う。
コマのスピードが落ちてるように見えたし、夢の中では絶対に振り返らなかったドムの子供たちが振り返ったからね。
とにかく最後まで目が離せない、瞬きをすることを禁じられたような映画でした。
未見の人は活目せよ!
人の潜在意識の中に入って考えを盗むという今まで見たことない感じだった。どんどん深く深く夢の中の夢の中の夢・・・という感じで落ちていくので、途中今何階層なのかよくわからなくなり・・・むつかしむつかし。 最終的にも夢で終わってるのか、現実に戻ってきているのか・・・あ~どっち!?っていう感じ。 でももう一度よくよく頭の整理をしながら観てみたいと思う作品。