原題 | Lucky Number Slevin |
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公開年 | 2006年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 111分 |
監督 | ポール・マクギガン |
俳優 | ジョシュ・ハートネット、ルーシー・リュー、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー |
ジャンル | サスペンス |
あらすじ | 友人のニックを訪ねてニューヨークにやってきたスレヴィンは到着早々強盗に遭うという不運な男。 さらにスレヴィンはマフィアにニックと間違われ、敵対するマフィアの頭の息子を暗殺するよう命令される。 最初は断っていたが、暗殺しないと自分が殺されると脅されたスレヴィンは仕方なく命令を受け入れる。 |
仕事を無くし、シロアリに家をやられ、彼女に浮気され、強盗にバッグを盗まれ、さらに人違いでギャングに他人の借金の返済や殺人を命令され、さらにさらに自分の命も狙われるという、ジョン・マクレーン以上に不運すぎる男の話。 ここまで運が無いなんてブルース・ウィリスもビックリだ。
それでも殺人や借金の返済を引き受けちゃうし、逃げるそぶりは無し。 明らかに疑わしいんだけど、やっぱりこれは復讐をなしとげるために彼とパートナーによって練られたシナリオ。
あの刑事が絡んでくることも計算通り。
ルーシー・リューと恋に落ちるのは想定外みたいだけど、彼女の命を守るところは狙い通り。 相棒の癖を知り尽くしているからこそだね。
冒頭の駐車場・オフィス・空港での殺人、カンザスの激震、ベッドサイドの電話などの伏線が後半になってから急スピードで収束する。 ここまで爽快に全てが解決する映画はそうはお目にかかれない。 伏線があまりにも冒頭に詰まっていたので、すぐにDVDをリプレイして再確認しました。
ダニー・アイエロはレオンやプレタポルテ以来久しく見てなかったなぁ。 オープニングに名前が登場したときはワクワクしたんだけど、すぐに殺されたので、残念。
最後に、原題の『Lucky Number Slevin』も邦題『ラッキーナンバー7』はネーミングがイマイチだと思う。
ハム蔵も大したネーミングセンスは持ってないけど、『Returns』なんてどうでしょう?