【映画レビュー】マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

ハム蔵とペン吉

原題	Mr.Magorium's Wonder Emporium
公開年	2007年
製作国	アメリカ
上映時間	94分
監督	ザック・ヘルム
俳優	ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン、ジェイソン・ベイトマン
ジャンル	ファンタジー
あらすじ	あるビル街の一角に「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」があり、そこにはマゴリアムおじさんの魔法によって命を吹き込まれた様々なおもちゃ達がいた。ある日突然マゴリアムおじさんは引退宣言をし、支配人のモリーに店を託すことを決意する。おもちゃ屋を運営する自信の無いモリーは反対するが、マゴリアムおじさんは会計士を雇うなど、引継ぎの準備を始めたところで・・・

おもちゃ屋の映像はきれいだし、題材的におもしろいと思った。しかし、観客を置いてけぼり状態で映画はスタートする。

これらの理由をうまく物語に生かせれば、もっと楽しめた気がします。

他にも、悲しそうな猿の人形や地下室で働いている人などの伏線も生かしきれないまま映画が終わってしまった。期待していた木のボックスも何てこともなかったので、あまり楽しめなかったのは言うまでもない。

ファンタジー物なので、観客をあっと言わせるような演出をしてもよかったんだけどね。

役者や題材はいいのに、うーん、もったいない。

具材はいいのに、味が薄いカレーを食べた気分だった。