公開年 | 2006年 |
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製作国 | 日本 |
上映時間 | 118分 |
監督 | 土井裕泰 |
俳優 | 妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、小泉今日子 |
ジャンル | ドラマ |
あらすじ | 沖縄で暮らす洋太郎は、自分の飲食店を持つことを夢見て昼夜を問わず働いている。 そんな彼のもとに、離れて暮らしていた義理の妹のカオルが高校進学のために引っ越してくる。 ようやく資金が貯まった洋太郎は店を建てるが、詐欺にあってしまい、カオルは大学進学と同時に再び別々に暮らすことになる。 |
途中までは良い。
妻夫木も長澤も本当の兄妹みたいにいい演技してる。
しかし、長澤が大学入学するあたりから変な展開に。
製作者が観客を無理矢理泣かせようという下心が見え見えなんだよなぁ。
カオルの大学進学で離れ離れで暮らすことになったとしても、同じ沖縄に住んでるんだから、お互いすぐに会いに行けるんじゃないのか?
別れ際にそんなに号泣しなくても・・・
こんな子供だましで観客は泣いてくれるのか?
2人ともそれだけ号泣しておいて、そこから1年半も全く連絡取らないってどういうこと?
仲のいい兄妹で住まいも近いんだから、通常の週末でも帰省したり遊びに行くことできるでしょ、普通は。
普通の週末が勉強や仕事で忙しいっていうんなら、ゴールデンウィーク、盆、正月のどこかで会えるんだけど。
しかも1年半ぶりの連絡が手紙って・・・これは明治時代のお話なのか!?
二人とも携帯持ってるからメールくらいするんだけどね、普通は。
いっそのこと時代設定を戦後くらいにして、長澤をヨーロッパの大学に行かせれば2人の涙も納得できる。
極めつけは、仕事中ちょっと咳をしてた洋太郎が「発熱⇒重病」の流れ。
しかもお亡くなりになるなんて、コントのようでした。
特に普段は体は悪くなさそうだったのに。
ラストの主題歌はもちろん感動的な「土井裕泰」。お涙ちょうだい的な写真も用意してるけど、もはや茶番。
ストーリー後半が残念な展開だけに、歌が浮いてた。