原題 | The King's Speech |
---|---|
公開年 | 2010年 |
製作国 | イギリス、オーストラリア |
上映時間 | 111分 |
監督 | トム・フーパー |
俳優 | コリン・ファース、ヘレナ・ボナム=カーター、ジェフリー・ラッシュ |
ジャンル | 歴史、ドラマ |
あらすじ | 第83回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞などに輝いた史実を基にした作品。 英国王室に次男として生まれ、幼い頃から吃音症に悩まされている王子が王位を継ぐことになり、言語聴覚士の助けを借りて持病を乗り越えようとする物語。 |
どこまで忠実に治療法を再現しているのかは知らないが、ただ声を発する練習でなく放送禁止用語を連発しながら、心の底から声をださせようとするところが面白い。 オスカーをGETしたコリン・ファースの演技はもちろんだけど、ジェフリー・ラッシュがうますぎる!
歴史物って固そうなイメージがあるけど、ところどころクスッと笑わせてくれる部分も多いし、とても満足のいく作品。 英国人にスポットを当てた映画を見ると、いつもイギリス英語にあこがれます。
近年ではモンスター化が目立つヘレナ・ボナム・カーターも久しぶりにまともな役で、王妃として堂々とした姿を見せ付けてくれました。 「フランケンシュタイン」の頃を考えると大分老けたけどね。
人前で話すのが苦手なペン吉はこの作品から苦手克服のヒントが得られることを期待していた。 話はそういうことではなくて、もちろん欠点を克服しようと努力するジョージ6世と奥様の姿は素晴らしいが、何よりもライオネルとの関係が温かい。 人との出会いがいかに大切か、ということを考えさせられた。 ペン吉は結局、苦手克服はできそうにない(笑)