原題 | The Wrestler |
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公開年 | 2008年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 |
監督 | ダーレン・アロノフスキー |
俳優 | ミッキー・ローク、マリサ・トメイ |
ジャンル | ドラマ |
あらすじ | かつては人気レスラーだったランディは中年になった今もアルバイトで生活を支えながらレスリングを続けていた。 ある日、彼は心臓発作を起こしてしまい、医師からは引退を宣告される。 ステロイドの使用や八百長?などレスリング界の闇の部分を映しながら、ランディが新しい人生を歩き出そうとする物語。 |
ハム蔵はプロレスなど格闘技に関して全然詳しくないのだが、この映画で描かれているような対戦者同士が試合の流れを控え室で打ち合わせていることがあるなんて思ってもなかった。 でも確かに思い返してみれば、テレビを見ていて、「なぜここで避けないんだろう?」とか「今攻撃チャンスじゃないの?」ってシーンはあったような気がした。
この映画はまるでミッキー・ロークの人生を描いたような作品。 「ナインハーフ」で爆発的な人気を得たけど、その後低迷。 完全に「過去の人」になってたのに、突然「シンシティ」で復活しましたから。 調べてみたらボクサーをやってた時期もあったんだね。 でもやっぱりこっち(映画)の世界に舞い戻ってきた。
ランディも同じでレスリングを引退し、仕事に就いて娘との関係を修復しようとしてるけど、やっぱりダメ。 ラストのゲームの微笑&飛翔は「リングで死ねれば本望」という意気込みがあり、ワイルドでアメリカンな「男」を感じました。