原題 | Mr. Nobody |
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公開年 | 2009年 |
製作国 | フランス、ドイツ、カナダ、ベルギー |
上映時間 | 137分 |
監督 | ジャコ・ヴァン・ドルマル |
俳優 | ジャレッド・レト、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー |
ジャンル | SFドラマ |
あらすじ | 時は2092年。 医学の進歩で人類は不死の力を得ており、唯一死ぬことができる人間であるニモ(118歳)の最後の一日に全世界が注目。 記憶喪失となっているニモにある記者が彼にインタビューをすることで徐々に若かりし頃の記憶をたどることになる。 |
まず、少し気を抜くとこの映画では置いてけぼりをくらってしまう。 通常の人生は3次元だが、ニモの人生は6次元。 子供の頃に駅のプラットフォームで大きな選択を迫られ、そこから彼の人生がいくつか存在することになる。
ニモが愛したのはジーン?エリース?アンナ?それとも本人はバイク事故で若くして死んでしまったのか?またしては全ては老人の妄想? 劇中ではどれが正解とも語られないし、老人となったニモが夢を現実として捉えたのかもしれない。
難しいことを考えても答えは用意されてないので、全ての人生を生きたってことでいいんじゃないかと思う。 どのジーンズを買うかによって人生が大きく変わってしまうこともあるもんなんだねぇ。。
『バタフライエフェクト』を思い出させるホロリと良い映画でした。
最後に、こちらも解説されることはなかったが、不死となった人類が携帯していた豚が何の役割を果たしていたのか気になりました。