原題 | The Boondock Saints |
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公開年 | 1999年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 110分 |
監督 | トロイ・ダフィー |
俳優 | ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー、ビリー・コノリー |
ジャンル | アクション |
あらすじ | ボストンに住むアイリッシュ系のマクナマス兄弟は聖パトリックの日にバーでのいざこざがきっかけで、ロシアン・マフィアを殺してしまう。 警察に出頭した2人は留置所で「法で裁けない悪人を消しても良い」と神の啓示を受ける。 正当防衛が認められて釈放された2人はボストンに住む悪人に裁きを与え始める。 |
テレビで「処刑人」のCMを見て「カッコよさそう」と思ったのが劇場に足を運んだ理由。 当時学生でお金も対して持ってなかったけど、ちょうど映画の日だったので見に行った。
大抵の映画はCMを見て期待したほどおもしろくはないんだけど、「処刑人」は別格。 映像、音楽、演出、どれをとっても完璧な作品だった。
まず、マクナマス兄弟がとてつもなくカッコいい! カメラワークやアングルがとってもクール! 音楽は一度聞いたら忘れられない素晴らしさ! そしてウィレム・デフォーの怪演! この作品はデフォー無しだったら普通のB級映画で終わってたような気がする。
トロイ・ダフィー監督はバーテンダー時代に本作の脚本を書いたらしいんだが、素晴らしい才能とセンスを持っている。
ラスト以外は事件現場を先に見せておいて、デフォーが解説しながら実際の犯行現場を見せるという斬新な展開には脱帽だし、エンドロールでボストン市民の聖人(マクナマス兄弟)に対する意見をインタビューするシーンでは、絶妙なタイミングで「ノーコメント」が挿入されていて、リズムがよい。
ハム蔵の一番のお気に入りシーンは、オープニングでテーマ曲が流れてるシーン(教会~橋~兄弟の職場)と「マクナマス兄弟+ロッコ vs イル・ドゥーチェ featuring デフォーの演技」です。
※今作品のテーマ曲「The Blood of Cu Chulainn」は最高です! オススメ!