※5日目のドライブルートはこちらから
コルテツ メサベルデ
コルテツのモーテルは臭くて汚かった・・・ 旅もちょうど半分なので、モーテルで洗濯をすることに。 そして朝は7:00に起床。 モーテルで軽食を取れるはずが、開いておらず。 昨夜「朝食は7時からね」って受付の人が言ってたのに・・・
噂のモーテル。 安いから文句は言えないけど、掃除・脱臭はもうちょっと頑張ってもらいたい。
7:40に出発! 少しドライブしてコルテツの街並みをチェック。
メサベルデ国立公園(見所:スプルースツリー・ハウス、クリフパレス、スクエアタワー・ハウス、バルコニー・ハウスなど)は他の国立公園と違い、唯一の自然遺産以外の公園である。 アナサジ族が約1400年前からこの地域に住み始め、断崖を利用して住居を作った。 約700年前に彼らはこの地から姿を消したらしく、それから500年は誰にも見つからないまま静かに眠っていたそうだ。
8:45、メサベルデ国立公園に到着! 今日も晴天なり。
朝食はコルテツで買ったツナサンドとターキーをトルティアで巻いた物。
入り口から45分くらい走ったところでようやく断崖住居(スプルースツリー・ハウス)を発見! 入り口からこんなに遠い観光スポットも珍しい。
スプルースツリー・ハウスに降りてみた。 岩の裂け目に部屋を作った感じなので、屋根は自然の岩そのもの。
「キバ」と呼ばれる穴。 火を焚くところがあり、ここで儀式や集会が行われていたらしい。
ここは洗濯場。 洗濯板が並ぶ。
今まで大自然によって作られた国立公園ばかり訪れていたので、とても新鮮に感じる。
アナサジ族よ、いったいどこへ消えたのだ?
あるビューポイント。 おもしろい木がたくさん生えてた。
【クリフパレス】 ここが一番綺麗な断崖住居。 写真中央はツアー客達。 ※有料ツアーでしかここには行けない
遠くの崖を眺めてみるとポツリポツリと小規模な断崖住居が見つかる。
「緑のテーブル」といわれる峡谷。 それにしてもアメリカの自然は雄大。
【スクエアタワー・パレス】 このタワーは約8メートルあり、断崖住居で一番高い建物らしい。
【ピットハウス】 火を焚くところがあり、その後継となるのが「キバ」と思われる。
遠くから見たクリフパレス。 左上の人が集まっているところから、先程は写真を撮った。
これも小さい集落の断崖住居。 絶壁に住むと、敵から身を守れる。
こちらは二段式。 中には消防や警察などの役割を果たす住居もあったらしい。
ゴミ箱:動物に壊されないようなしっかりとした作りになっている。 デザインも洒落てる。
サンテンプル近くにもキバの跡を発見。
ここがサンテンプル。 当然ながら屋根はない。
入り口は狭いので、体の大きな人にはきつくて通りにくいかも。
ここは集会場と思われる。
サンテンプルと遠くから眺めるとこんな感じ。
メサベルデ国立公園 フォーコーナーズ
次なる目的地を目指し、13:00にメサベルデ出発!と意気込んでいたが、入り口まで運転したところでドライバーnハム蔵が強い眠気に襲われてしまう。 仕方がないので、入り口付近のビューポイントで1時間ほどお昼寝をして14:00に再出発。
相変わらずひたすら真っ直ぐな道のり。 居眠り運転してると時速85マイルで走っている物同士、正面衝突の危険が。
フォーコーナーズは国立モニュメントであり、名前の通り4つの州の交差点。 つまり、ここの中心でコロラド州、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州が交わる。 4歩で4つの州を旅したり、寝転がって4つの州に一度に滞在するといった遊びができるのも全米広しと言えどもここだけ! ちなみにここは先住民の保護区域であるため、1人$3の入場料が必要。
15:00、フォーコーナーズに到着! そして中央に見えるのがモニュメント。 周りには4州やアメリカ、先住民らの旗が掲げられており、人が集まっている場所が4州の交差点。
ここが中央。 この写真のフレーム内から人がいなくなるなんて、奇跡に近い!(ここで1時間も遊んでいたのはハムペンだけ。笑)
このように周りには各州の名前が刻まれている。 ちなみにこれは今回はこの場所だけお世話になったニューメキシコ州。
ここがさらに中心。 「Four states here meet in freedom, under God. (=「4州は自由と神の名の下、ここに集う。」)」と書かれている。
ここが一番の中心となる場所。 人差し指だけでこの中心に倒立すれば、4州は全てあなたのもの(笑)。
このモニュメントについての説明がいろいろ書かれている。 熟読せよ。
ペン吉が中心で寝そべると、おばちゃんとおじちゃんががキレイに整列して順番待ち。 熱い視線が(汗)
ハム蔵は華麗に4州をまたぎブリッジ!
アメリカ人は国旗大好き。 フォーコーナーズ万歳!
フォーコーナーズ メキシカンハット
16:00、ここからは西を目指して進む。 まずはHwy160を西へ走りアリゾナ州突入! そしてHwy191を北上してユタ州に突入! 1日で3州、いや、4州訪れる1日となった。 今度はHwy163を西に行くとメキシカンハットに辿り着くことができる。
メキシカンハットは今のところ公園ではなく、道路上のただの岩。 メキシコ人が大きな帽子をかぶって、マントを翻しているように見えるような? そしてここから数マイル南下すると、「メキシカンハット」という町がある。
町には4軒モーテルがあったが、3軒は$100超えで、もう1軒はオンボロで$35。 迷いなく後者を選ぶハムペン。 また、この町でアジア人は珍しいらしく、モーテルのおばちゃんに「Are you an Asian?(=あんたはアジア人なのか?)」と聞かれた。 「You're a Japanese, right?(=おまえ日本人だろ?)」と聞かれるアメリカ生活に慣れたハムペンにとっては新鮮な一言だった。
グースネック州立公園はガチョウの首のように川がうねっている景色を見ることが出来る。 メキシカンハットからは15分ほどで、Hwy163を北上し、Hwy261で左折、さらにHwy361を左折して数マイルで終点に辿り着ける。 入場料も無料でキャンプも無料。 州立公園であるがトイレ以外何もなく、ただの写真スポットと考えて良い。
18:30、グースネック州立公園に到着!
これがうねりにうねって誕生した川。 ちなみにここがレイクパウエル(グレンキャニオン)の最西端。
この道をペン吉がドライブ。 実はアメリカで初の運転(もちろん国際免許あり)!
夕陽に映えるアメリカの大地は最高!
グースネック州立公園 ブラフ メキシカンハット
グースネック州立公園でちょっと遊んだあとは、Hwy163を北上したところにあるブラフ(=崖)というこの近辺では大きな町でお食事。 その後は真っ暗な闇の中をメキシカンハット目指して走った。
2つの町の間には何もないので、車のライト以外は星の光しかなく、時折遠くに落ちる稲妻がとてもきれいだった。 しばらく停車し、ライトも消して空を見上げる。 あんなに濃い天の川を見たのはもちろん初めて。 天然プラネタリウムと雷のコラボは最強!
ブラフのレストラン。 そびえ立つ岩は巨大。
右下のレストランの屋根の小さく見えること。
ストロベリージュースとグレープフルーツソーダ。 尋常じゃない人工色に負けじと飲み干す。
ディナー1:タキトスというトルティアみたいなもの。 ペン吉の大好物。
ディナー2:体力を回復するため、ステーキを選択!
メキシカンハットで宿泊したモーテル。 安いだけにシャワー室が崩壊寸前!