トゥルッリと呼ばれるとんがり屋根の家が見所のアルベロベッロは1996年に世界遺産に登録された。 屋根は接着剤を使わず、すぐ崩すことができるように石を積み上げているだけだ。 このような形になっているのは歴史が深く関係している。 ハム蔵お気に入りの町。
クロワッサンが命をつないでくれる。
ホテルのロビーでトゥルッリの作り方をお勉強。
トゥルッリの集落が世界遺産になっている。 近くで見てもかわいらしい家。
かわいらしい家が連なるとさらにかわいらしい。
さぼてんもよくお似合い。
お土産屋さんが連なる通りがあり、もちろん日本語表記も。
屋根は接着せず、石を積み上げているだけなんだそう。 いろんな歴史が関係してるわけで。
やっぱり世界遺産は美しいとここでも思う。 おとぎの国のよう。
白色の街というイメージ。 ある区画を過ぎると普通の建物も並んでいる。
屋根の上にツボが置いてある。 用途は謎!
どこを切り取ってもかわいいこの街はもっとゆっくり散策したかった。
畑の小さな倉庫もとんがりぼうし。
アルベロベッロももう一度訪れたい町のひとつ。 多くの都市を巡る欲張りなツアーなので、ゆっくり散策する時間がないのが悲しい。 アルベロベッロからポンペイまでは西に4時間(325km)。 再びドライバーがバスをかっ飛ばしているところでハプニング発生! 今まで攻めの運転を続けていた我らが運転手さんが・・・イタリア語わかんないし、事情はよくわからなかったけど、その後も順調にドライブしランチにありつく。
とにかく毎日晴天で暑いので、もう少し薄着を持ってくればよかったと毎日思っているが、またここポンペイも暑かった。 日陰がほぼないので、歩くのも楽じゃない。 広い遺跡のいったいどれくらいのパートを見ることができたのだろう。 歴史の勉強が必要。
ヴェスヴィオ火山:こいつが爆発してポンペイを灰で沈めた。 今は静かに・・・
ガイドさんと合流後、マリーナ門から街の中へ。
小さな石を積み上げて作られている住居の跡。
こんな柱がもっとズラリと並んでいたに違いない。
広場は町の中心地。 遠くにはうっすらとヴェスヴィオ山が。
ユピテル神殿跡。 正面から見ると奥にヴェスヴィオ山という写真スポット。
石が円になっているこの場所は野菜市場だったようだ。
雨が降って水がたまっても人が歩きやすいように、中央には飛び石の横断歩道。
フレスコ画も鮮やかに残っている。 住居の床のモザイク画なども見もの。
人が灰に埋もれた型に石膏を流し込み石膏像に。 苦痛の表情まで見える。
通りにはパン屋、居酒屋、公共浴場なども並ぶ。
昔は文字がなかったため、絵で何のお店かを表していた。 これは確か、郵便屋。
居酒屋の跡。 カウンターらしきものがある。
こんな景色が続く。 舗装されているのはすごいと思うが、石畳を歩くのは大変。
売春宿もあり、各部屋の入り口にはご丁寧にサービス内容を絵で説明してます。
円形劇場へと続く道。
円形劇場の跡。 娯楽も現代人と同じなのか。
浴場跡などにもいたのだが、犬が多い。 世界遺産で自由に生きてるなんて。
噴火により一瞬で消えてしまった都市だけど・・・。
あらゆる都市機能が既に完成されていたポンペイはかなり豊かだったんだろうな。
イタリアは歴史の勉強をしてから訪れる方が何倍も楽しめると思う。 今日は盛りだくさんの観光だった。 もう旅も終盤と思うとせつない。 ポンペイからポメツィアへは北西へ4時間半(280km)と長時間移動は続く・・・